商品開発やマーケティングを進めていく中で、「ニーズ」や「ウォンツ」、そして「インサイト」という言葉(用語)を日常的に使っていますが、あらためてこの3つの関係性を考えてみます。基本的な言葉ですが、とくにプロジェクトやミーティングなどの場面では、それぞれの意味合いや使い方を明確にすることでよりスムーズに意思の疎通ができるようになるのではないでしょうか。

自覚の有無や心理の状況で変化していく

ニーズ、ウォンツ、インサイトは、対象となる顧客自身の自覚の有無やおかれている心理の状況によって変化(進行)していきます。一番下(ココロの深いところ)にある「インサイト」は、願望としてはあるものの本人も自覚していないため明確な欠如感、不足感は感じていません。ですが、他者から言われたり、関連する情報を見たり聞いたりすることによって、「そう、こんなのが不満だったんだ」とか、「そう、こんなのが必要だったんだ」とか、理想的な状態とのギャップ=課題を感じることにより「ニーズ」がある状態になります。そして、この課題を解決する具体的な手段を探したり、選んだりすることで「ウォンツ」に変化します。