無自覚の願望であるインサイトが自覚され、課題目的としてニーズとなり、解決手段としてウォンツへとつながります。そして、元のインサイトであった願望が充足されることにより、また新たなインサイトが生まれてきます。このような一連の過程はプロダクトライフサイクルによく似ていますが、いわばインサイトライフサイクル的に捉えることができると思います。

インサイトライフサイクル的に捉えて動的に対応する
生活者の経験や学習によってインサイトが変化し、それによってニーズやウォンツも自ずと変わっていきます。このように一連の過程をインサイトライフサイクル的に捉えると、開発当初のコンセプトをまったく変えない、最初に設定したブランドの定義のまま管理(ブランドマネジメント)するなど、静的な対応ではどうしても生活者や社会との間に距離が生まれたり鮮度が損なわれたりします。ですので、こうした変化のある中では環境や状況に合わせて適合さてていく動的なブランディングの必要性が見えてきます。